住民参加型 北海道の「道」づくり - 北のみち普請 オフィシャルWebサイト


北のみち普請とは?

「北のみち普請」の趣旨・目的

会長挨拶

北のみち普請を育てる会会長 北海道大学大学院工学研究科教授 小林 英嗣

 従来「みち」は生活の舞台でした。そして現在も道は、国民、道民、市民、 町民の方々がいつもの日常で使う公共の場所です。

 公共の場のクオリティーは文化のバロメーター、文化度を反映する鏡であるといわれております。今、北海道ひいては日本の「道」が、信頼され、あるいは尊敬されるような文化を反映しているのかということを考えなくてはいけない時期に来ていると思います

 「北のみち普請を育てる会」は、共通の場所である道を、北海道という厳しい条件を踏まえながら、みんなでつくり、育み、そして維持していこうという会です。世界に目を向けると、自分たちが主体となって地域の方と一緒になりながら、生活の場である街や道を管理することが当たり前になるのが、世界的な動きであることが理解できます。

 日本でも、全国各地でこのような活動の芽がそれぞれ独自に生まれています。道内においても本ホームページでご紹介しているとおり、多くの団体や組織が「みち」を中心にして様々な活動をしておられます。

 それらの活動を横断的につなぎ、皆で一緒に考え、協調して行動していくということもこの会の目的となっております。

 道を「育てる」ということには、二つの意味があります。一つは生活の場として道を再生すること、そしてもう一つは、つくる、維持する、利用する、管理するということをきっかけにして、市民と地域のコミュニティを再生することです。

本会が、心を育てながら街を自分たちに合った住みやすい場所にしていく、お年寄りも若い人たちも、失われつつある地域のコミュニティをもう一度練り直していくスタートになれば幸いです。

北のみち普請を育てる会会長
北海道大学名誉教授

小林 英嗣

趣旨

 この会は道普請活動団体相互の交流を促進するため、道普請活動団体への情報提供やアドバイスを行い、シンポジウム・ワークショップの開催など地域社会への道普請に関する啓蒙活動・情報交換の場を提供し、その他目的を達成するために必要な事業や、北のみち普請の ネットワークづくりを推進しています。

 また、道路管理者など行政機関との連携を取り、道普請に関する調査・研究を行い、北海 道で行われている道普請活動団体の表彰を行っています。

目的

 我が国の道・街道は、地域コミュニティ(村落生活共同体)を核に文化を醸成し、歴史を刻み、文明を伝えてきました。古来より、地域の人たちは自分たちの道は自分たちの手で守るべく、地域コミュニティの中に「道普請(みちぶしん)」として定着していました。この会は、北海道において「道普請」のように道路を媒体として地域のコミュニティ活動の再構築を図り、公共空間としての道路の環境・景観保全について地域住民と行政の連携・役割分担割について考え、地域にふさわしい道づくり、ひいては文化創造のために「北のみち普請」を育て推進していくことを目的としています。